「ネコも歩けば・・・(酔中日記)」

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日馬富士の引退

藪の中をめぐり言ったもん勝ちのような喧噪の果て、横綱日馬富士が引退となった。
キレとスピードが命の相撲故、衰え始めたら早いだろうとは思っていたが先場所の逆転優勝。
まだまだ少なくとも鶴竜よりは後、稀勢の里とどっちかと思っていたがこんな形で詰め腹切らされることになるとは。

時間前土俵の砂ギリギリから相手を獲物のように睨み上げる仕切り、鋭く突き刺さるような立ち合いから櫛風の如く相手を仕留めるスピード感あふれる相撲は居合抜きの勝負を見るような鮮やさだった。
反面負けるときの脆さ、九州場所の初日、二日目を見れば日馬富士の相撲がいかにその強靱な精神力に支えられていたかが分かる。
この間の大騒ぎで肝心の気持ちがプツンと切れてしまったのなら引退の決断も止むなしかも知れない。

それにしても、最近の狂騒的マスコミ報道はどうなってるのだろう?
知りたがり、言いたがり、裁きたがる。
自分でも信じていない横綱の品格や相撲道、国技を口にして恥じるところもない風だ。

「正義という煌々たる電灯が頭にともると激烈に群れる。どの頭にも一個づつ正義という電灯をともしているが、一人では決して走らない。群れるための手段として正義が必要なのである」(司馬遼太郎「この国のかたち」)

今の世の中のこの息苦しさは何だろう、みんな誰かに遠慮して。タテマエばかりが幅を利かせる。
自分が日馬富士たちと同じ三十代だった頃、毎晩のようにネオンの巷をほっつき歩き、酔っ払いの喧嘩は日常茶飯事。
「表へ出ろ!」の怒号やビール瓶の割れる音、飛び交う灰皿の中で酔いつぶれよくも無事生き延びてきたと思うしかない。
赤塚さんや談志師匠、勝新に松方さん、ユーヤさん・・・。本音で生きることを由とした時代はもうない。

日馬富士を失ったことの欠落感は徐々に効いてくるだろう。
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# by kcat46 | 2017-12-05 16:01 | 雑・etc | Comments(1)

塔の山緑地公園

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インディアンの夏日和に誘われ、買ったばかりの双眼鏡持参で自転車に乗り塔ノ山へ。
比々多神社辺りから坂きつく一汗かいてパークセンター駐車場。

自転車置いて塔の山への散策路、森の小径を辿れば周囲の樹木々から野鳥の合唱響く。
双眼鏡で姿捜すがここと思へばまたあちら声はすれども・・・これも練習と粘るうちヒヨドリを始めシジュウカラ、ホオジロ、イカル、アオジ等の姿を双眼鏡に捕らえる。

30分ほどの登りで塔の山頂上(203M)、髙取山方面の紅葉眺めながら西口広場周りで元の駐車場へ。
ベンチで缶ビール飲みながら秋空にオオタカの姿捜すが確認できず。
とりあえず今日のところはこんなところで、家路へ。
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<大相撲九州場所千秋楽>
場外バトルの方が賑やかで、モンゴルからはるばる業師旭鷲山まで乱入して何がなんだか。
前日遠藤をカチアゲで土俵外へ吹き飛ばし、この日は後の先(?)豪栄道をガップリ四つからあっさり投げ白鵬40回目の優勝で幕となる。

三勝には名が挙がらなかったが贔屓の玉鷲が11勝の好成績を残し、幕内復帰の39歳安美錦涙の敢闘賞、蒼国来の十両優勝、臥牙丸、大砂嵐の復活気配、そして怪我に泣きつづけた常幸龍(幕下十四枚目)には安美錦に続いてもらいたい。


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# by kcat46 | 2017-11-27 10:40 | 近所をブラブラ | Comments(0)

大山深秋

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自室の窓から見える大山の秋色深む。

競馬もいよいよ佳境を迎え「マイルチャンピオンシップ
前週「エリザベス女王杯」クロコスミアの逃亡劇で味わいし美酒をもう一度とマルターズアポジーの逃げに賭けるが直線で馬群に消える。
幸運にハシゴ無し。

久しぶりに「ゴッドファーザー」Ⅰ、Ⅱと見てららのテーマにどっぷり心地好き疲労感に浸る。
先日「アウトレイジ」をうっかり見て以来残る口中の雑味洗い流す。

今宵酌の伴は雑音混じりの大相撲中継と此の秋最後のマコモダケ

ことごとくやさしくなりて枯れにけり」(石田郷子)



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# by kcat46 | 2017-11-20 18:58 | 雑・etc | Comments(0)

シダンゴ山・17

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9時半新松田駅集合メンバー四名(男2、女2)9:40発寄行きのバスで30分ほど終点寄バス停着。
晴れて暖かな秋日和、紅葉の季節にはまだ早いが周囲の山々ぼちぼ染まり始め。
トイレ済ませて歩き出す。

橋を渡り大寺の集落に入るとすぐに宮地山との分岐、右シダンゴ山の道標で舗装された農道の意外にキツイ登り始まる。
周囲の茶畑に晩秋の季語お茶の花を探すが見あたらず、「茶畑で花なんか咲いてたら手入れ悪い証拠ですよ」
蜜柑農家に育ち茶畑で遊んだというEさんに笑われる。
お茶の栽培で花を咲かせるのはタブーだそうで、なるほど近くに放置されて藪状になった茶の木には幾つか花が咲いてゐる。
幾つになっても発見があるのはいいことだ。たぶん?
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鹿猪避けの防護柵潜れば杉林の山道となり、汗かき始めた頃途中水場あり。
やがて雑木林となり登りきつくなるとシダンゴ山の頂上着(758M)11時半頃。
テーブルと祠のあるカヤトの山頂を囲むように植栽されたアセビの木々も、以前は低かった丈がすっかり伸び眺望を遮るほど。

家族連れやカップルが弁当を開く中、適当な居場所を見つけ持ち寄った馳走並べて秋の宴。
今回は野菜ソムリエのM氏参加で、珍味(里芋とチーズの和え物等)あり赤ワインなど山の贅沢ちょっぴり味わう。

下りは秦野峠方面に向かい分岐から宮地山への尾根道。
木洩れ日の中、遠く聞こえる野鳥の声も双眼鏡で姿捜すにはまだ木の葉多し。
眺めも何もない宮地山(512M)から田代向への道を分け、分岐点に戻り大寺方面へ。
踏み跡覆う枯葉の絨毯急な下り道、朴葉の葉が時折吹く風に舞う中秋をいっぱいに浴びながら滑るように下る。

再び茶畑が見え始めると農道になり、シダンゴ山との三叉路に出る。
バスが来るまでの時間、中津川の畔でしばし休憩。
大空に舞うハングライダーに混じり、渡りの途中か鷹の群れを双眼鏡で追う。
バスで新松田駅から鶴巻温泉いつもの「弘法の里湯」へザブン。
汗を流した後は合流したO氏を交え生ビールで乾杯、「鶴寿庵」での酒席といつものコース。

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酒 :缶ビール、赤ワイン、生ビール、丹沢山ひやおろし、隆(山北町)


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# by kcat46 | 2017-11-08 18:59 | 山を歩けば | Comments(0)

無声映画と俳句

学生時代の旧友S君から「無声映画と俳句の関係」というお題戴く。
サイレント映画を長い間見ていないので何とも言えないが、山中貞夫の作品(『人情紙風船』等)や小津安二郎の何本か(『長屋紳士録』『お早よう』等)の印象から漠然と落語の影響があるのかと考えていた。

日本の映画、特にサイレント時代の小津安二郎や山中貞雄は、俳句の影響が強く、特にそのリズムに依拠しているのではと思っていますが、いかがでしょうか・・・>

S君の云う映画のリズムという意味が映画の時間的流れだとすれば技術的な編集(カット割り)の事なのか、語り口を指しているのか。
俳句は論理、短歌は情」とはよく言われる。
論理とは無駄なものを排除する省略であり、情とは掬い上げることだと思う。
山中貞夫は「ストーリーをちょんぎれ、フィルムもちょんぎれ」と「ちょんぎれ」が口癖だったという伝説がある位だから、確かに俳句に通じる一面があるのかもしれない。

古池や蛙飛び込む水の音」の句を映像化する時、一匹の蛙が居て古い池に飛び込みボチャンと音がしたとそのまま画にする人はいない。
頭に浮かんだイメージとリアルな映像、音との関係の中で取捨選択。
嵐山光三郎先生でなくとも、「見えないものを見」聞こえない音を聴くのが芭蕉であり、俳句なのだ。

芭蕉が集団的座の俳諧から発句を独立させた時、何を捨て何を発見したのか。
S君の云うリズムとは講談、浪花節、都々逸等伝統的な日本語の「七五調」のリズムにも通じるのかも知れない。
まずは大胆な仮説を立て、それを証明するために資料を駆使するのがS君の得意技だから、その成果を期待して待つことにしよう。

俳句と映像からの連想で最近よく見るテレビ番組『ドキュメント72時間』(NHK)がある。
ある場所にカメラを持ち込み三日間ただじっと定点観測するだけなのだが、これぞ「テレビの俳句」ではないかと思っている。
何も狙わず、何も語らず、ただ事実のみに語らせる俳句で言う「写生」に徹した潔さが気持ちいい。

テレビドのキュメンタリーでは「ザ・ノンフィクション」(東海テレビCX)もあり、村木良彦、萩元晴彦、テレビマンユニオン等の名前を想起させられ懐かしい気持ちになるが、今はテレ東が発掘した「素人ふれあいもの」に敵わないと思う。
酔っぱらいの家までついて行って人生ドラマを見つめたり、昼飯を追いかけて日本人の食文化に迫ったり・・・その究極が特番の『池の水ぜんぶ抜く』シリーズ。
この企画がどこへ向かうのか『木島則夫ハプニングショー』で挫折した行方を見せて欲しいと思っている。



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# by kcat46 | 2017-11-03 19:32 | Comments(1)

短歌ナウ

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夕照はしづかに展くこの谷のPARCO三基を墓碑となすまで」(仙波龍英)

浜辺には力道山の脱ぎ捨てしタイツのようなワカメ盛られて」(笹公人・『念力図鑑』)

触ってもいないのに女流カルタ名人に平手打ちされちゃうような生き方」(しんくわ)

部屋干しのTシャツなぜかゆれている生理の痛みも共有したい
二種類の唾液が溶けたエビアンのペットボトルが朝日を通す」(谷川電話・『恋人不死身説』)

ほほづきのそのとがりたる先と言ふあなたはきつと余生のことを
とめどなくゆふやみ洩るる樹下にゐて私はいつか私を許す」(山田航)

「現代では一緒くたにされがちな俳句と短歌だけれど、その本質はかなり違う。
不思議なことに、俳句は久保田万太郎とか永井荷風とか生粋の江戸っ子が作りたがるのに対して、短歌は石川啄木とか斎藤茂吉とか地方からの上京者が愛する詩型だった。(中略)
今、何でこんなに短歌が面白いのか。それは明治の上京者たちが、あの愛すべき田舎者たちが鍛え上げた「下からの文学」という短歌の性格が、この時代に再び取り戻され始めてきているからだ。」(「短歌の勝算」山田航

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# by kcat46 | 2017-10-29 13:29 | 観読聴 | Comments(1)

軽老会・17

a0007196_10385759.jpg旧い山朋と年に一度の飲み会で自由ヶ丘まで出かける。
例年は九月のお彼岸前後だが今年は約一カ月遅れ。
理由は昨年心筋梗塞で倒れたY君の検査結果待ち。
とりあえず一年後検査を無事パス、めでたく再会となる。

自由ヶ丘駅で待ち合わせ、時間少々あり駅周辺を散策。
駅前の元<時計と眼鏡の一誠堂>から初めてグローブを買ってもらったスポーツ用品店の名前は何だったっけ?
その隣には「楽器店」#アズアイウォーカロンアイワンダー、メロディが湧いて出る。
東郷清治の「モンブラン」を過ぎて角を曲がれば郵便局と自由書房が並び、その前に溜まり場にしていた「ら・りるれろ」
Drop in this saloon>の看板が眼に浮かぶ。

記憶の埃払いつつふと気がつけばなんだ昔のナンパコース。
田園調布双葉、大東学園、トキワ松、八雲(梶芽衣子!)・・・。
制服の違い思い浮かべながら一回りして駅前に戻り、Y君S君と再会の時。

駅裏手のいつもの居酒屋、とりあえず一年間生き残れたお互いに乾杯。
Y君の心筋梗塞体験をイントロに、自分の血糖値と眼の持病が続き、「死ぬ時まで医者に行かない」が持論だったS君も最近煙草を止め、散歩を始めたという。
テーブルには糖類できるだけ避け、塩分も控えめに、コレステロールだって・・・と、各自の注文を満たす選りすぐりの肴が並ぶ。

体にいい(?)「焼酎」のボトルが空く頃にはようやく今年の穂高涸沢の話題から、山の想い出話が飛び出し旧い山友らしい話題で盛り上がる。
酔いの回ったS君が久しぶりに『日曜日に鼠を殺せ』(フッド・ジンネマン)から「かの猫の罪状はいかに、日曜日に鼠を殺せしことなり・・・」お得意の旧約聖書の一節を暗誦する。
いつか、ピレネー山脈を越えてスペインへと語り合った遠い夢の欠片。

酒 :生ビール、芋焼酎(水割り、ロック)

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# by kcat46 | 2017-10-23 10:40 | 街を歩けば | Comments(0)

芭蕉記念館

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いつかはと思いつつ予定表の隅に放り込んだままにしていた「芭蕉記念館」
最近『芭蕉というう修羅』嵐山光三郎(新潮社)を読んで以来むくむく。
新宿から地下鉄都営新宿線で森下、新宿から下町まで一直線だなんて!
方向土地勘には自信あるつもりだったが、東京の路線図は×十年前のままアップデイトが間に合わない。

森下駅を出れば深川の町。
富岡八幡宮と木場、辰巳芸者の岡場所位しか浮かばない江戸の外れに伊賀の山中から出てきた芭蕉が何故居を構えたか?
若き水道工事技師としての実像を知るまでは不思議に思っていたが、隅田川の畔に立てば江戸時代の河川工事を思い浮かべ納得。

初見参の芭蕉館(入館料200円)展示コーナーには俳聖松尾芭蕉の生涯と深川芭蕉庵での活動、奥の細道旅立ち衣装などが展示されている。
企画展として<蕉門十哲・芭蕉の弟子ベスト10>高弟として名高い宝井其角や向井去来、芭蕉のスポンサー杉山杉風(さんぷう)等十人の作品や人物像が紹介されているが、やはり気になるのは奥の細道の同行者で隠密旅の実務面を仕切っていたといわれる河合曽良。
後に幕府の巡見使とし九州を巡検中に死んだ曽良の残した「曾良旅日記」の重要性。
曽良の役人の眼の側から奥の細道の旅を映像化したら・・・と夢想してみる。

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庭園に出ると芭蕉の句に読まれた草木が植えられ、築山には芭蕉庵を模した祠と句碑がある。
「古池や蛙飛びこむ水の音」
あまりに有名なこの一句も、嵐山のクソリアリズムに肯くわけではないが<蛙は池の上から音をたてて飛びこまない。音をたてずに水中に入る。音を立てるのは絶体絶命の時だけ。芭蕉が聴いた音は幻聴か観念・・・>
<瞬間のできごとをとらえつつ、句が動いていく。「見えないもの」を見るのが芭蕉・・・>

俳諧という共同体の文芸の世界で、心に修羅を抱えながら屹立する孤峰であり続けた芭蕉。
50歳の旅の途中で力尽きた天才にとって、旅とは何だったのかと改めて問いたくなる。
「此の道や行人なしに秋の暮れ」

もう一度西行に戻るしかないのか?
「吉野山こずゑの花を見し日より心は身にもそはずなりにき」






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# by kcat46 | 2017-10-14 10:20 | 観読聴 | Comments(0)

サントリーホール

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「AOKI」主催のコンサートで×十年ぶりのサントリーホール(新日本フィル・指揮:大友直人)
イントロはやっぱりパイプオルガンから、JSバッハフーガト短調「小フーガ」(オルガン:長井浩美)
前から五列目という自分ではとても買えない特等席、オルガンの響きが天井から降り注ぐ。

二曲目はちょっと苦手なシューマンの「ピアノ協奏曲イ短調」(ピアノ:伊藤恵)
子供の頃さんざん聴かされた「トロイメライ」のトラウマか、お行儀よくかしこまった感じが好きになれなかったが、生オケで聴くとその技巧的色彩もあまり気にならずなかなか。

休憩を挟んで本日メインベルリオーズ「幻想交響曲」何度も聞いたことあるが生はお初。
第一楽章から美しいメロディのイメージで幻想世界に曳きこまれ、第二、第三とヤク中のめくるめく世界に酔ううちに第四楽章。
断頭台への行進で世界が閉じたはずが、え、第五楽章?(知らなかった!)
オル無ガスの後のただただ疾走感、ラストスパート昇天とばかり。
音の洪水たっぷり浴びて疲労困憊、新宿からロマンスカーに乗り缶ビールでぐったりの夜。


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# by kcat46 | 2017-10-09 19:31 | 観読聴 | Comments(0)

ヤガラ

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箱根湯本で酒友Mと待ち合わせ。
須雲川沿いをポツポツ歩き「天成園」前の賑わいを離れ、階段登りで一汗かいて「箱根の湯」(1050円)
風呂上りに自販機の缶ビールと地酒(箱根街道)で喉潤し湯本駅まで戻り小田原へ。

17時過ぎの酒宵刻、一年ぶりに「うをげん」の暖簾分ければ眼に飛び込むは黒板の<ヤガラ刺身1200円>の文字。
何年ぶりだろう、ずいぶんのご無沙汰だ。
真鶴の雑魚料理専門店で初めて食して以来、なかなかお目にかかることはない。

海蛇を思わせる長い魚体に長い口吻をもった棒のような魚で、その形が矢の柄に似てるから「矢柄」
市場にもめったに出ず流通量が少ないため、なかなか鮮魚料理屋でもお目にかかることがない。
身は白身で味淡白、刺身、すしネタ、お吸い物、塩焼き何でも美味い高級魚だ。

たっぷり脂ののった鰯の酢〆に沖タカベの刺身、小烏賊煮つけなどの肴で酒すすめばあっという間に三合ルールで上りの椀物となる。

酒 :缶ビール、箱根街道(神奈川・大井町)、菊正(三合)、焼酎(蕎麦湯割)
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# by kcat46 | 2017-10-02 21:00 | 街を歩けば | Comments(0)

大相撲17・九月場所

四横綱のうち白鵬、稀勢の里、鶴竜の三人が休場、次の横綱候補大関高安まで休場という異常事態で始まる。
なんという場所だったろう、世代交代場所?

殊勲賞:貴景勝(21歳)敢闘賞: 阿武咲(21歳)朝乃山(23歳)
確かに若手力士の活躍が目立ったが、まだまだ信用できない。
途中休場の照ノ富士を含めれば上5人がいないところで若手の台頭もくそもないだろう。

どうしてこんな事態にと言えば、ジャーナリズムははっきり言わなだけで飲み屋のカウンターではとっくに結論は出ている。
2011年史上初の本場所中止まで追い込まれた八百長問題以来、相撲界で言われてきた「ガチンコ勝負」に尽きる。

「ホシの貸し借り」という同業仲間意識の中でたぶん怪我を防ぐのにも、地位陥落防止策としても機能していたのだろう。
近年モンゴル始め海外勢の「一旗上げる」必死な力士が増える中で、そんな互助会的意識が崩れていくのは当然のことだ。

「送り出し」「吊りだし」が減り「突き落とし」「すくい投げ」など土俵際のヤケクソ技が増えた。
(昔子供の頃大好きだった「打っちゃり」という技がほとんど見られなくなったのはたぶんまた別の話)

恵まれすぎた状況で縮上がってしまった豪栄道の蚤の心臓と、与えられたチャンスを逃さない日馬富士の勁さの差がなんとか千秋楽まで興味を繋いでくれたが、相撲界も「働き方改革」が必要に迫られているようだ。



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# by kcat46 | 2017-09-26 20:14 | 雑・etc | Comments(0)

穂高涸沢ラスト?

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朝4時過ぎO氏迎車Eさん、H氏メンバー4名=厚木IC=中央高速=松本=沢渡着7時半=上高地バスT(タクシー4200円)
久しぶりの上高地、河童橋から眺める穂高連峰はいつ見ても画になっている。
五十年前初めて同行した故人のO君が、五千尺旅館売店のジュークボックスで「しばらく下界とお別れだから」とかけた音楽タンゴ「碧空」のメロディが記憶の奥から蘇る。

明神を過ぎて明神岳のごつごつとした山容がお出迎え、ルート開拓で何日かテント生活した河原も昔のテン場見る影無し。
徳沢園(トイレ休)から横尾への道、新村橋辺りで猿の群れに出会う。
槍と穂高の交差点横尾着(11時頃)ココもテント生活の想い出残る場所。
昼食休憩後架け替えられ立派になった橋を渡り涸沢への道、前回(5年前)熊と出くわした笹薮を過ぎれば左手に屏風岩が大きく迫る。
ついつい岩壁のルートを眼で追いながらクライマーの姿を探す。

本谷橋からいよいよ本格的な登り始まり、寝不足の身には少々応える。
「落石注意」のデブリも整備され難なく通過、涸沢ヒュッテの赤い屋根が見えてくると森林限界点。
夏まで雪の残る沢沿いの道を喘ぎ喘ぎ最後の急登でヒュッテ到着(14時半)

受付済ませ(1泊2食9500円)個室風二段ベッドの部屋で一息後テラスのビヤガーデン。
穂高連峰を眺めながらの生ビールは苦労して歩いてきたご褒美。
険しい岩稜を我が庭としてきた若き日の無謀さを想い出しながら味わう人生の苦み。
ビールが地酒(岩波)に変わり夕暮れの風に秋を感じて続きは食堂の夕食。
さらに食後はベッドの傍荷揚げしてきた酒持ち寄り寝酒としつつ涸沢の夜が更ける。
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<二日目>5時起床朝食、トイレ等済ませ登山仕度。
小屋の壁に貼られた新聞記事「ザイテングラードで9月に三人死者」に怖れをなしヘルメットレンタル(1000円)
ヒュッテ発(6時半)~パノラマコース、整備された石畳の路を30分ほど登ると雪渓の向こうに前穂北尾根の特徴ある六峰を臨む。
懐かしの三峰フェイスもかろうじてガス越しに覗く。

路が右に曲がり始めると辺りはお花畑、夏の季節ならさぞやと思うが秋の声聞き始めた季節でも可憐な花がチラホラ揺れる。
涸沢小屋からの道と合流する辺りで低い雲降りてきて北尾根も見えなくなる。
ザイテングラード取付き、岩と這松と時々高山の花、鎖場、梯子等危険個所も無事過ぎ息荒くなる頃岩場に「奥穂小屋まで20分」の文字。

最後の一頑張りでようやく奥穂小屋前に出る。
小屋の横手から始まる奥穂高岳山頂へ続く長い梯子の路も、低く垂れこめた雲の中。
せっかくだからと挑戦する仲間を見送り小屋の中。
ストーブを囲みコーヒーと温かな蕎麦でまったり。(*小屋のフリーWIFI感度イマイチ)
やがて無事頂上を踏んできた仲間も戻り「思ったより怖かった!」

簡単な昼食済ませた後、降り始めた小雨の中カッパに身を固めて下山。
ポツポツ降ったり止んだりの中慎重にザイテンを下り、涸沢小屋のテラスから北尾根眺めながらビールの予定は天気不良でパス。
朝来たパノラマコースのルートで無事ヒュッテ着(14時頃)
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FM放送のDJで取材を兼ねて本日登って来る予定のHさん、未だ到着せずもう一泊と決め前日と同じ部屋。
「談話室」に席を移し名物のおでんに生ビールでとりあえず無事登頂を祝して乾杯。
Hさん何時に着くか賭けするうち窓の外に顔見せる。(15時過ぎ)
前日に続き岩波のお燗で盛り上がり17時夕食はワインで全員揃って乾杯。

<三日目>夜中に降りだした雨本降りの勢い。
朝食後Hさんの小屋主インタビュー終えるのを待ち、雨支度しっかりヒュッテを後にする。(7時頃)
所々小沢と化した山道をただひたすら下山、途中北穂の斜面を見上げると幾筋もの幻の瀧が出現。
遠い昔、北穂沢からの濁流に襲われ一晩中テントの中に立ち尽くしていたのを想い出す。

本谷橋も轟々と流れる沢水を見降ろし吊り橋を渡る。
雨に煙る屏風岩、山道横切る小沢も滝となり下半身濡れながら通過9時半時過ぎ無事横尾着。
一休み(トイレ)出発、11時前徳沢園、昼食兼ねたカレー饂飩美味!
雨小やみになり傘をたたむ頃上高地着。(13時半)
雲の中の穂高連峰にお別れ(多分今回が最後?)タクシーで沢渡駐車場
Oさんの車に乗り換え=「竜島温泉せせらぎの湯」(510円)へザブン!
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# by kcat46 | 2017-09-16 15:43 | 山を歩けば | Comments(0)

八海山ちょっぴり、

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酒に曳かれて越後湯沢参りも何度か出かけ、新潟にも行ったけどいつも通り過ぎるだけだった六日町。
初めての町並みと風景に気持ち昂ぶらせながら魚野川沿いの土手を散歩。
途中大橋脇の足湯に腰かけ、近くの八海山直売所で買った焼酎ハイボールをチビチビ。
眼前の坂戸山を眺めながらふと、「明日は、八海山に登ってみるか」

翌朝ロープウエイ駅まで送ってもらい、ロープウエイに乗ればほんの5~7分ほどで山頂駅(1147M)着(往復1800円)
十数ヵ所の鎖場が続く八ツ峰には往復六時間以上というから本気で登る準備と覚悟が必要だ。
今回は旅のついでの足慣らし、適当に行けるところまで行って帰ってくるつもりで歩き出す。
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ロープウエイ駅周辺の観光客の賑わいを背に山道に入れば、出だしから急な登り続きすぐに汗吹き出す。
夏の名残の暑さと前夜久しぶりに会った息子と飲み歩いた酒残り、やたら喉渇く。
路端の木に吊るされた熊避けの鐘や、煩く付きまとう虻にもやる気失わされる。
とりあえず六合目の女人堂辺りまでのつもりが、四合半の分かれ道を過ぎ八ツ峰の特異な稜線臨むあたりでダウン。
往復2時間ほどの偵察散歩(?)を終える。

眼下に広がる魚野川沿いの田園風景を眺めながら一休み、帰りのバスに合わせてロープウエイで下る。
12時半過ぎの電車で越後湯沢に戻り、駅ナカにある温泉酒風呂にザブン(タオル付・800円)
風呂上りには隣接のポン酒館で地酒の試飲(盃5杯500円)続きのお酒とツマミを買い込み新幹線で帰路に着く。
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# by kcat46 | 2017-09-02 15:13 | 山を歩けば | Comments(0)

かのフィルムは何処?

高校生になった孫娘が参加してるというので<第30回 全日本高校・大学ダンスフェスティバル>の録画を見る。(NHKEテレ)
最近の若者のダンスの巧さは承知していたが、演出力とテーマの意識レベルの高さに少々驚く。

高校の部「氷河・地球が泣いている」(文科大臣賞・二階堂高校ダンス部)あたりは素直に納得だが、「群鶏図・若冲が描いた生命」(帝塚山学院女子)「土蜘蛛妖怪圖・歌川国芳戯画の世界」(立教女学院)となると意欲的な蒼さに目が点となり。
大学の部、「胎動の時代~小林多喜二蟹工船より」(NHK賞・埼玉大)「空っぽの飼考・社畜が生きる現代を問う」(審査員賞・横浜国大)「女たちの狂詩曲」(文科大臣賞・御茶ノ水女子大)と続くプログラムの無謀すれすれのチャレンジ精神にただ喝采あるのみ。

自分の学生時代に経験した「全日本学生映画祭」というイベントをを思い出す。
東京や関西の大学映研が中心となって年に一度開催のイベントで、青臭さプンプン膨らみ切った妄想と観念の塊ごろんと放り出すような作品が多かった記憶。
よく言えば実験精神、技術的未熟さと肥大しきった観念がフィルムの中で危うく共存していた。

そういえば学生生活の最期に一度だけ、映画制作にチャレンジしたことがあった。
当時傾倒していた詩人入沢康夫の長編詩を映像化するという試みで、「冬の蝉」がモチーフだったような。

中学の同期生で法政大映研の部長だったO君を口説いて映研所有のBolex16ミリ撮影機を借り出し、雪の北八ヶ岳でロケを敢行した。
キャストも兼ねスタッフのメンバーは一年後輩のK君、当時の同級生で後に妻となったM、高校以来の山仲間S君、そして今は「映画芸術」編集主幹で高名なシナリオ作家となった荒井君の5名。
当時現場より理論派で映画製作に興味なかった彼がどういう経緯で参加することになったか忘れたが、吹雪の麦草峠で突然動かなくなってしまった姿が記憶に残っている。
夕闇迫る中メンバーの歩くよう促す言葉に耳を貸さず「もう俺は死んだっていいんだ」と、吹きつける風雪の中じっと蹲っていたシーンが甦る。

その後、あのフィルムはどうなったのか?
ロケの後待っていた編集作業の中で、現像代のやりくりから編集機のレンタル、音入れのスタジオ代・・・次々襲いかかる具体的難題にくたくたに疲れ果て、いつか余裕ができた時に再チャレンジと半分あきらめに似た気持ちでペンディングにした覚えがある。
その間実生活では大学から追い出され、アルバイトやら仕事の問題、結婚、子供の誕生、アパートから何度かの転居等続くうち、あのフィルムの事は曖昧な痛みと共に過ぎた想い出となっていった。

今思い出しても転居したどの時点まで16ミリフィルム缶と共にあったか思い出せない。
自分の青春の残滓と向かい合うことを避けているうちにいつのまにか「なかったこと」になってしまった思い出の一つ。




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# by kcat46 | 2017-08-26 19:31 | 思い出たどれば | Comments(0)

言の葉17・6

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「ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどあんだるしあのひまはり」(永井陽子

「もっと歳をとると(技術だけの)ずるい俳句を作るようになっていくだろう。そうならずにどれだけこらえられるか。俳句は嘘をつかないことに意味があると思うから」(北大路翼

「人生をふりかえる時、見えてくるのは深い影から曲がりくねってあらわれては消える細い道のようなものではないだろうか。道の大部分は見えない。過去を構築するために私たちが用いるのは、よく見えるところにとどまっているもの、つまり瞬間的な残像の寄せ集めなのだ」(「ありふれた祈り」ウイリアム・K・クルーガー)

「思いなやむことはない・また会える・ジュラ紀で・浅い川のほとりで」(「再生」阿部はるみ



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# by kcat46 | 2017-08-19 13:42 | 雑・etc | Comments(0)

「オール・チャイコフスキー」

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サマーミューザ@しんゆり(東京交響楽団 昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワ)
前回(5月)<ロシア音楽への旅>の「ピアノ協奏曲1番」(指揮大友直人、ピアノ小川典子)から、今回は「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」指揮山下一史、ヴァイオリン小林美恵

ケレンの極みのようなピアノ協奏曲に比べ、ヴァイオリンのせいか素直にチャイコフスキーのメランコリックなメロディーが入ってくる。
チャイコフスキーといえばどうしても『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』となり、バレー音楽の苦手な自分はなじめない感じがしていたが、最近はその甘さや大げさなケレンも含めてロシアの香りとして味わえるようになってきた。

休憩を挟んで三曲目「交響曲第5番ホ短調」は生で聴いたのは初めてだが、繰り返されるテーマが徐々に心地よく響いて来て、自分の中に眠っていたロシアに対する記憶や郷愁が呼び覚まされる。
ある時期、ロシア文学がロシア民謡がそしてロシア革命(『戦艦ポチョムキン』)が憧憬の対象であった世代の尻尾。

シベリア鉄道に乗ってヨーロッパへ旅することを夢見ていた高校時代。
ロシアの広大な大地の向こうにゴダール、トリュフォーのヌーヴェルヴァーグ、サルトル、カミュの実存主義・・・。
そしてポール・ニザン「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい」(アデン・アラビア)
思いがけず青春の恥ずかしくも懐かしい気分に浸り酒を飲む。

酒 :生ビール、焼酎・ホッピー割



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# by kcat46 | 2017-08-11 10:52 | 観読聴 | Comments(1)

今年のゴーヤは

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我が家の日除け苦瓜が実をつけ始めた。
そのまま半分に割り焼いて味噌を漬けて食べたり、ゴーヤチャンプルーにしたり。

今年の新メニューは干しゴーヤ
適当に輪切りにしたゴーヤを半日干して生乾きのはパスタや素麺の具にしたり、味噌汁の実にしても出汁が出て美味。
カラカラになるまでまで干したのはそのまま齧ると、種がカリッといい食感でビールのツマミにぴったり。
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夏のエキスのような苦さを味わいながら、やがてビールから焼酎割りとなる夏の夕暮れ。

酒: 缶ビール(糖質ゼロ・2)、芋焼酎・ロック、麦茶割

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# by kcat46 | 2017-08-06 11:10 | 雑・etc | Comments(0)

高野山~京都

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ホテル発8時=地下鉄難波駅・南海高野線8:40発特急高野=ケーブルカー=高野山駅10時過ぎ着(電車往復、バスフリー乗車券3400円)

途中九度山通過で真田幸村の名が浮かび、子供の頃読んだ「真田十勇士」の漫画を想い出す。
秋田書店かどこかシリーズで読んだ記憶。
権力者信長、秀吉への違和感と「国家安康」の鐘から始まる家康のずる賢い知恵への反感・・・。

反して負け戦大阪城夏冬の陣に集結する浪人たちへの幼い共感、後の東大、日大等学園闘争の先駆けだったのか?
自分のメンタリティーの成立過程想い起こしつつ、旅をすることは見知らぬ土地への興味や関心よりも、忘れていた記憶を辿る旅への刺激剤になってきたと思う。

弘法大師眠る高野山奥の院に参詣、杉並木の参道に並ぶ有名大名の墓碑に降る蝉の声激し。
「生まるるも 死ぬるも一夢 天の川」(美枝)句碑
金剛峯寺に廻りバスで=高野山駅(12:30)とりあえず、気になっていた一つを潰した感じ。
欧米系ガイジン客の目立つ電車で大阪へ戻る。
(大阪はアジア系、高野山は欧米系、京都になるとちょうど混ざった感じか?)

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新今宮=環状線・大阪=京都(15時過ぎ)=地下鉄烏丸五条「スーパーホテル・烏丸五条」(朝食付5500円)
宿から五条通りを東へ徒歩15分鴨川渡り建仁寺手前の角に建つ懐かしさ感じる「大黒湯」(430円)
電気風呂、腰掛けジェット風呂、深風呂、浅風呂、薬湯にサウナという典型的銭湯の構成。

奈良の銭湯にも当然のように電気風呂があったが、いまだに残っているのは関西人が好きだからなのか?
「高血圧、糖尿病、てんかん、心臓病等持病のある方はご遠慮・・・」
注意書きを読めば、周囲の客層からみても安心して入れる客は少ないと、余計な心配。

風呂上りの露地、宮川町の花街近く舞妓さんの出勤風景など横目に鴨川の河原から四条の喧騒へ。
祇園祭の後宮の故か浴衣姿の目立つ通り、錦小路の前には神輿の掛け声が夕暮れの空気騒がす。
河原町の「京極スタンド」店内、膝送りで空けてもらった席、とりあえずの生ビールとキズシで喉湿す。
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軽く酔いのまわったところで五条烏丸に戻り「蕎麦の実・よしむら」
鱧の落しや蕎麦味噌、〆の蕎麦で日本酒少々飲み過ぎ血糖値アップ?

朝方の雨上がりムシムシとした朝、9時過ぎホテルを出てバスで北野天満宮。
七夕祭りの賑わいの中、孫の合格祈願のお守りいただく。
関西弁の飛び交う祭の境内、猿回しやら古着のセリ市等屋台冷やかし上七軒方面へ。

昔ながらの家並み残る狭い露地を、「18メートル先左折です」スマホのグーグルマップの引率で30分ほどで船岡山公園到着。
応仁の乱の要衝として東軍西軍の争奪戦となった山上に登れば100Mそこそこの頂きながら眼下に京の眺め広がる。
山の中腹織田信長の眠る建勲神社から降りて船岡温泉へ。
15時開業とのことだが、まだ12時過ぎどうしようかと目の前の店でとりあえずのビール。
人参のシリシリなどで飲むうち温泉は次の機会と決め鞍馬口通りからバスで京都駅。
続きの酒と肴等買いこみ新幹線で帰路に着く。
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酒 :生ビール、月桂冠・樽、澤屋まつもと、英勲(京都)春鹿(奈良)、オリオンビール(缶)、泡盛(ロック)、缶酎ハイ









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# by kcat46 | 2017-07-31 11:00 | 遠くへふらふら | Comments(0)

バベルの塔から、

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東京で見逃した『バベルの塔・ブリューゲル展』(1500円)を見に大阪へ。
マイクルコナリーのボッシュシリーズ愛読者としていつかは見たかったヒエロニムス・ボス(ボッシュ)と同時開催とあっては見逃せじ。
小田原発10時過ぎの新幹線・ひかりで新大阪から地下鉄に乗り換え中之島の<国際国立美術館>着13時頃

初の館内足踏み入ればまずはボスの『放浪の旅人(放蕩息子)』( 1500~10年頃)がお出迎え。
ウ~ン、何と表現していいのか、天才の描いた便所の落書き?
「地獄と怪物の画家」とか「無意識の世界をあばく画家」とも評される<現実には存在しない奇想の世界>のリアルさ。
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迷宮に迷い込んだような気分で見て回りそして最後に待っているのがブリューゲルの大作「バベルの塔」
地平線まで見渡す風景の中聳え立つ巨大な塔、その建設現場。
微細に描かれた米粒のような人々と、天空に突き立つ塔の重量感が圧倒的に迫ってくる。
やはり大阪まで来てみる価値があったと納得。

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絵画のもつ時間(時代)を超える力について考えながら、地下鉄で天王寺駅。
今夜の宿「スーパーホテル・天王寺」にチェックイン(温泉、朝食付6800円)
シャワーで汗流し天王寺のネオン街。
去る若き日高校野球の取材で箕島を訪ねた時の帰りに何度か訪れたことがあったが、今はアベノハルカスで大変身。
大阪名物タコ焼き、お好み焼き、串揚げ等粉もの店を潜り抜け見つけた飲み屋のカウンター、鯖の炙りや鯨のオバケで酒。
酔いが回ればあれはバベルか、ハルカスか、えっ、ツーテンカク?

酒 : 缶ビール、生ビール、東洋美人(山口)、立山(富山)芋焼酎



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# by kcat46 | 2017-07-29 18:48 | 遠くへふらふら | Comments(3)

声明



夏の暑さにじっと耐え、蝉時雨を思わせる和声の極に身をゆだねる。
ライブで聴いたら岩に沁みいることが出来るだろうか?

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# by kcat46 | 2017-07-22 09:26 | 観読聴 | Comments(0)