「ネコも歩けば・・・(酔中日記)」

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言の葉17・6

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「ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどあんだるしあのひまはり」(永井陽子

「もっと歳をとると(技術だけの)ずるい俳句を作るようになっていくだろう。そうならずにどれだけこらえられるか。俳句は嘘をつかないことに意味があると思うから」(北大路翼

「人生をふりかえる時、見えてくるのは深い影から曲がりくねってあらわれては消える細い道のようなものではないだろうか。道の大部分は見えない。過去を構築するために私たちが用いるのは、よく見えるところにとどまっているもの、つまり瞬間的な残像の寄せ集めなのだ」(「ありふれた祈り」ウイリアム・K・クルーガー)

「思いなやむことはない・また会える・ジュラ紀で・浅い川のほとりで」(「再生」阿部はるみ



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# by kcat46 | 2017-08-19 13:42 | 雑・etc | Comments(0)

「オール・チャイコフスキー」

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サマーミューザ@しんゆり(東京交響楽団 昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワ)
前回(5月)<ロシア音楽への旅>の「ピアノ協奏曲1番」(指揮大友直人、ピアノ小川典子)から、今回は「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」指揮山下一史、ヴァイオリン小林美恵

ケレンの極みのようなピアノ協奏曲に比べ、ヴァイオリンのせいか素直にチャイコフスキーのメランコリックなメロディーが入ってくる。
チャイコフスキーといえばどうしても『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』となり、バレー音楽の苦手な自分はなじめない感じがしていたが、最近はその甘さや大げさなケレンも含めてロシアの香りとして味わえるようになってきた。

休憩を挟んで三曲目「交響曲第5番ホ短調」は生で聴いたのは初めてだが、繰り返されるテーマが徐々に心地よく響いて来て、自分の中に眠っていたロシアに対する記憶や郷愁が呼び覚まされる。
ある時期、ロシア文学がロシア民謡がそしてロシア革命(『戦艦ポチョムキン』)が憧憬の対象であった世代の尻尾。

シベリア鉄道に乗ってヨーロッパへ旅することを夢見ていた高校時代。
ロシアの広大な大地の向こうにゴダール、トリュフォーのヌーヴェルヴァーグ、サルトル、カミュの実存主義・・・。
そしてポール・ニザン「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい」(アデン・アラビア)
思いがけず青春の恥ずかしくも懐かしい気分に浸り酒を飲む。

酒 :生ビール、焼酎・ホッピー割



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# by kcat46 | 2017-08-11 10:52 | 観読聴 | Comments(1)

今年のゴーヤは

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我が家の日除け苦瓜が実をつけ始めた。
そのまま半分に割り焼いて味噌を漬けて食べたり、ゴーヤチャンプルーにしたり。

今年の新メニューは干しゴーヤ
適当に輪切りにしたゴーヤを半日干して生乾きのはパスタや素麺の具にしたり、味噌汁の実にしても出汁が出て美味。
カラカラになるまでまで干したのはそのまま齧ると、種がカリッといい食感でビールのツマミにぴったり。
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夏のエキスのような苦さを味わいながら、やがてビールから焼酎割りとなる夏の夕暮れ。

酒: 缶ビール(糖質ゼロ・2)、芋焼酎・ロック、麦茶割

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# by kcat46 | 2017-08-06 11:10 | 雑・etc | Comments(0)

高野山~京都

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ホテル発8時=地下鉄難波駅・南海高野線8:40発特急高野=ケーブルカー=高野山駅10時過ぎ着(電車往復、バスフリー乗車券3400円)

途中九度山通過で真田幸村の名が浮かび、子供の頃読んだ「真田十勇士」の漫画を想い出す。
秋田書店かどこかシリーズで読んだ記憶。
権力者信長、秀吉への違和感と「国家安康」の鐘から始まる家康のずる賢い知恵への反感・・・。

反して負け戦大阪城夏冬の陣に集結する浪人たちへの幼い共感、後の東大、日大等学園闘争の先駆けだったのか?
自分のメンタリティーの成立過程想い起こしつつ、旅をすることは見知らぬ土地への興味や関心よりも、忘れていた記憶を辿る旅への刺激剤になってきたと思う。

弘法大師眠る高野山奥の院に参詣、杉並木の参道に並ぶ有名大名の墓碑に降る蝉の声激し。
「生まるるも 死ぬるも一夢 天の川」(美枝)句碑
金剛峯寺に廻りバスで=高野山駅(12:30)とりあえず、気になっていた一つを潰した感じ。
欧米系ガイジン客の目立つ電車で大阪へ戻る。
(大阪はアジア系、高野山は欧米系、京都になるとちょうど混ざった感じか?)

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新今宮=環状線・大阪=京都(15時過ぎ)=地下鉄烏丸五条「スーパーホテル・烏丸五条」(朝食付5500円)
宿から五条通りを東へ徒歩15分鴨川渡り建仁寺手前の角に建つ懐かしさ感じる「大黒湯」(430円)
電気風呂、腰掛けジェット風呂、深風呂、浅風呂、薬湯にサウナという典型的銭湯の構成。

奈良の銭湯にも当然のように電気風呂があったが、いまだに残っているのは関西人が好きだからなのか?
「高血圧、糖尿病、てんかん、心臓病等持病のある方はご遠慮・・・」
注意書きを読めば、周囲の客層からみても安心して入れる客は少ないと、余計な心配。

風呂上りの露地、宮川町の花街近く舞妓さんの出勤風景など横目に鴨川の河原から四条の喧騒へ。
祇園祭の後宮の故か浴衣姿の目立つ通り、錦小路の前には神輿の掛け声が夕暮れの空気騒がす。
河原町の「京極スタンド」店内、膝送りで空けてもらった席、とりあえずの生ビールとキズシで喉湿す。
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軽く酔いのまわったところで五条烏丸に戻り「蕎麦の実・よしむら」
鱧の落しや蕎麦味噌、〆の蕎麦で日本酒少々飲み過ぎ血糖値アップ?

朝方の雨上がりムシムシとした朝、9時過ぎホテルを出てバスで北野天満宮。
七夕祭りの賑わいの中、孫の合格祈願のお守りいただく。
関西弁の飛び交う祭の境内、猿回しやら古着のセリ市等屋台冷やかし上七軒方面へ。

昔ながらの家並み残る狭い露地を、「18メートル先左折です」スマホのグーグルマップの引率で30分ほどで船岡山公園到着。
応仁の乱の要衝として東軍西軍の争奪戦となった山上に登れば100Mそこそこの頂きながら眼下に京の眺め広がる。
山の中腹織田信長の眠る建勲神社から降りて船岡温泉へ。
15時開業とのことだが、まだ12時過ぎどうしようかと目の前の店でとりあえずのビール。
人参のシリシリなどで飲むうち温泉は次の機会と決め鞍馬口通りからバスで京都駅。
続きの酒と肴等買いこみ新幹線で帰路に着く。
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酒 :生ビール、月桂冠・樽、澤屋まつもと、英勲(京都)春鹿(奈良)、オリオンビール(缶)、泡盛(ロック)、缶酎ハイ









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# by kcat46 | 2017-07-31 11:00 | 遠くへふらふら | Comments(0)

バベルの塔から、

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東京で見逃した『バベルの塔・ブリューゲル展』(1500円)を見に大阪へ。
マイクルコナリーのボッシュシリーズ愛読者としていつかは見たかったヒエロニムス・ボス(ボッシュ)と同時開催とあっては見逃せじ。
小田原発10時過ぎの新幹線・ひかりで新大阪から地下鉄に乗り換え中之島の<国際国立美術館>着13時頃

初の館内足踏み入ればまずはボスの『放浪の旅人(放蕩息子)』( 1500~10年頃)がお出迎え。
ウ~ン、何と表現していいのか、天才の描いた便所の落書き?
「地獄と怪物の画家」とか「無意識の世界をあばく画家」とも評される<現実には存在しない奇想の世界>のリアルさ。
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迷宮に迷い込んだような気分で見て回りそして最後に待っているのがブリューゲルの大作「バベルの塔」
地平線まで見渡す風景の中聳え立つ巨大な塔、その建設現場。
微細に描かれた米粒のような人々と、天空に突き立つ塔の重量感が圧倒的に迫ってくる。
やはり大阪まで来てみる価値があったと納得。

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絵画のもつ時間(時代)を超える力について考えながら、地下鉄で天王寺駅。
今夜の宿「スーパーホテル・天王寺」にチェックイン(温泉、朝食付6800円)
シャワーで汗流し天王寺のネオン街。
去る若き日高校野球の取材で箕島を訪ねた時の帰りに何度か訪れたことがあったが、今はアベノハルカスで大変身。
大阪名物タコ焼き、お好み焼き、串揚げ等粉もの店を潜り抜け見つけた飲み屋のカウンター、鯖の炙りや鯨のオバケで酒。
酔いが回ればあれはバベルか、ハルカスか、えっ、ツーテンカク?

酒 : 缶ビール、生ビール、東洋美人(山口)、立山(富山)芋焼酎



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# by kcat46 | 2017-07-29 18:48 | 遠くへふらふら | Comments(3)

声明



夏の暑さにじっと耐え、蝉時雨を思わせる和声の極に身をゆだねる。
ライブで聴いたら岩に沁みいることが出来るだろうか?

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# by kcat46 | 2017-07-22 09:26 | 観読聴 | Comments(0)

ビデオ屋消失

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近所でいつも利用しているビデオ屋・TUTAYAが閉店した。
わが街でも最初の時期に開店、その後あちらこちらに次々とビデオ屋開店全盛期から、あっという間に季節は巡り、ふと気がつけばわが街からビデオ屋が消えていた。
飲み屋のカウンターなどで、昔伊勢原の町にも映画館が何軒もあってと地元の古老から聞かされたが、ビデオ屋よおまえもか。

そういえば、この二、三年の間に行きつけの酒場が次々と消えていった。
「バケラッタ」「とんとん」「つづみの里」「豆穂」「呑者屋」

代わりに新たな店がテリトリーに加われば健全な新陳代謝というやつだが、すでにアルコール漬けの酔っぱらい爺さんにそんな元気はない。
「限界集落」という言葉が浮かび「消滅可能性都市」というSFチックな単語が背筋を撫でる。
人生に年齢がある如く、街にもまた・・・。

最後に借りたDVDは『ナイト・オンザ・プラネット』(監督:ジム・ジャームッシュ)


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# by kcat46 | 2017-07-16 19:36 | 近所をブラブラ | Comments(0)

サスペンス17・前半

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「生か死か」マイケル・ロボサム(ハヤカワミステリー)
現金輸送車襲撃事件で十年の刑に服役していた男、明日は刑期満了という脱獄を図る、いったい何故?
ミステリーとラブストーリー両方の要素を兼ね備えた傑作。
「風邪をひくように恋をして、嵐の漂流物のようにそれにしがみつく」

「ハリー・クバート事件」ジョエル・ディケール(創元推理文庫)
少女殺しの嫌疑をかけられた恩師ハリーの無実を証明するため調査に乗り出す新進作家のマーカス。
純愛というストレートなテーマ性など娯楽作品として一級。
「作家の資質とはいい文章を書けるかどうかじゃない。自分の人生に意味を与えられるかどうかだ」

「ささやかな手記」サンドリーヌ・コレット(ハヤカワミステリー)
フランスの片田舎、ひょんなことから監禁され、奴隷の身分となった男。
「踏みにじられ、砕け散った魂の奥底に、たった一人で取り残されている」じわじわむしばまれていく精神の記録。

「証言拒否」マイクル・コナリー(講談社文庫)
リンカーン弁護士シリーズ。
裁判劇特有の法律用語、法的手続きのあれこれなど読み進むのが面倒だが、プロットの巧さは流石。

「その罪のゆくえ」リサ・バランタイン(ハヤカワ文庫)
ロンドンで起きた8歳の少年の殺人事件。被疑者として拘束された11歳の少年セバスチャンの弁護を依頼された弁護士ダニエル。
「喪失の重さを秤にかけるべきではない」

「もう過去はいらない」ダニエル・フリードマン(創元推理文庫)
88歳のメンフィス署元刑事バック・シャッツシリーズ二作目。
妻と共に介護付き施設でリハビリに励むシャッツ、ユダヤ人という血と強制収容所の記憶。
「自分が持っていたものはすべてやがて失うものだった。息子、家、自由に動くこと。頭と心」

「ザ・カルテル」ドン・ウィンズロウ(角川文庫)
米国メキシコ国境を舞台に、繰り広げられる血で血を洗う麻薬戦争の歴史。
暴力と不正に対する圧倒的な怒りに打ちのめされる。21世紀クライム・サーガの代表作。

「スキン・コレクター」ジェフリー・ディーヴァー(文芸春秋)
NYの地下に広がる地下道での連続殺人事件。
腹部に謎の文字を毒物で彫り毒殺するという手口。緻密な伏線、二重三重に擬装された謎。

「夏の翳り」ジョイス・メイナード(ハーパーBOOKS)
70年代後半のカリフォルニアを舞台に、連続殺人鬼と対決することになった姉妹の夏の出来事。
リリシズムで奏でられる少女達の記憶。

「ノア・P・シングルトンの告白」エリザベス・L・シルヴァー(ハヤカワ文庫)
ペンシルヴァニア女子刑務所で死刑囚として服役中の35歳の女ノア。
「異色のアンチヒロイン」死刑という問題。

「虎狼」モー・ヘイダー(ハヤカワノベル)
村はずれの豪邸に警察官を擬装した二人の男が住人の夫婦と娘を襲い邸内に拘禁。
ラストのどんでん返しまで連続するあざとさこそ『サスペンスの新女王』(?)

「無実」ジョン・コラピント(ハヤカワ文庫)
幼児性愛、近親相姦というアメリカでもタブーの問題を扱いながら、不快感なしに読めるのは主人公始め登場人物の内面が丁寧に描かれているからだろう。

「ウィンター家の少女」キャロル・オコンネル(創元推理文庫)
「善悪の境界線を踏み越えて戦うヒロイン」NY市警刑事キャシー・マロリーシリーズ。
過去と現在二つの事件の真相は?謎解きミステリー
「狂った人間は正気の人間を狂わせる」

「ドライ・ボーンズ」トム・ボウマン(ハヤカワ文庫)
アメリカ北東部の田舎町、狩猟場と深い森の間には覚醒剤の密造所が点在し、シェールガス掘削業者の進出で荒廃していく人々の心。
「カントリー・ノワール」

「終わりなき道」ジョン・ハント(ハヤカワミステリー)
多彩な登場人物、それぞれが抱えた心の闇、過去の疵。
狂気という動機、愚かな犯罪と無意味な死を、圧倒的筆力で描き切った力技。

「アックスマンのジャズ」レイ・セレスティン(ハヤカワミステリー)
1919年のニューオリンズが舞台。斧を使って殺人を繰り返すアックスマンと呼ばれる殺人鬼。
実際に起きた未解決事件がベースということだが、時代の空気感がよく描かれている。
「人間は心の穴ってやつが苦手だ。心に穴を見つけると必ず埋めようとし始める」

「インヴィジブル・シティ」ジュリア・ダール(ハヤカワ文庫)
ニューヨークのブルックリンにある廃材置き場で、クレーンの先端から吊るされた全裸の女性死体が発見される。
事件の背景にはユダヤ人コミュニティの閉鎖性と文化、そして信仰という問題。

「人形(ひとがた)」モー・ヘイダー(ハヤカワミステリー)
犯罪歴のある患者を収容する重警備医療施設で起きた謎の亡霊”ザ・モード”騒ぎと死亡事件。
一方、重大犯罪捜査隊のキャフェリー警部は一年半前に起きた少女の失踪事件である難題を抱えていた・・・。


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# by kcat46 | 2017-07-06 20:16 | 観読聴 | Comments(0)

検査結果17.6

基準値超えは、総コレステロール(236)、LDLコレステ(153)、血糖(155)、HbA1c(6.8)
可もなく不可もなくなんとか・・・。
かくして、もうしばらく酒と××の日々が続く。

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帰りに自転車屋の表の露台に破竹(ハチク)を見つけ晩酌の肴(アテ)とする。

酒: 発泡酒(糖質0)2、酔鯨(高知)、焼酎・麦茶割

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# by kcat46 | 2017-07-01 09:52 | 雑・etc | Comments(0)

投手戦

先日テレビ観戦したメジャーリーグ、ヤンキース田中将大対レンジャーズダルビッシュ有戦。
ダルビッシュ七回2安打10K、田中八回3安打9K。
「息詰まるような」という表現が似合う久しぶりの投手戦だった。

打撃戦がどこかおおらかなオリンポス的肉体の謳歌に反し、エース同士の一点も許されない投げ合いは、スピリチュアルな精神の戦いを感じさせる。
いつものながら視聴から、回が進むにつれテレビに正座して観戦するうち野球の音の記憶が甦る。

ピッチャーがゆっくりとモーションを振りかぶるにつれ、それまで飛び交っていたスタンドのヤジやざわめきが潮のように引いていき、球場全体を包む静寂の瞬間(とき)、あの一瞬の緊張と空白こそが野球という世界に魅せられた幸福な時間だったと思う。
小野投手の剛速球がミットに響かせるパーンという渇いた響き、山内の巻き込むような打球音からレフトスタンドに跳ねる白球の残響、そして榎本の居合抜きのように切り裂く音はスタンドで見つめる少年の耳に確かに聞こえたのだ。

野球場へ行かなくなったのは、絶え間ない太鼓やラッパ吹き鳴らす応援スタイルが定着してからだ。
やっぱり生の野球を見たい、音を感じたい。
もうすぐ、高校野球の県大会が幕を開ける。

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# by kcat46 | 2017-06-27 19:34 | 雑・etc | Comments(0)

Pocoライブ17・6


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伊勢原のカフェバー「POcoaPoco」のジャズライブ。
出演は木崎二郎(pf)小林新作(bs)柳川達夫(ds)のトリオにゲストで市川海容(sx)とヴォーカルは地元の沢田千果

イントロの「モリタート」(匕首マック)で始まり、沢田千果の「スワンダフル」で歌い上がるステージ。
ベテランの味を感じさせる演奏と、ゆったりくつろげるナンバーに特に文句はないのだが。
う~ン、なんか物足りない。

いつも小さなスポットライブで思う事、ジャズは聴く者より演奏する側にある。
圧倒的な音の世界にどっぷり浸るオーケストラのコンサートと違い、ほとんど内輪感覚の世界。
境界線を飛び越えるにはアルコールの助けが必要だ。

最近話題になった山下洋輔のバリケード内ライブの興奮と比べるべきもないが、やっぱりジャズは何処へ行くのだろうかと考えてしまう。
ジャズ修行のためニューヨークやニューオリンズに出かけて帰ってきた若きジャズマンの言葉を想い出す。
「ジャズの本場なんかもう何処にもないんですよ」
それでもなお、
いつでもライブを聴ける場がテリトリーの中にあるのはいいことだと思うのだ。
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酒 :缶ビール(発泡酒)、焼酎・梅割り、ハイボール(バーボン)


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# by kcat46 | 2017-06-20 20:08 | 観読聴 | Comments(1)

歌と句と17.6

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「今日もまた前回までのあらすじを生きてるみたい 雨が止まない」
「しゅわしゅわとバイキンの死ぬ音が好き漂白剤にこころを浸す」
「わたしからはみ出したくて真夜中にじわりじわりと伸びてゆく爪」
      (鈴木美紀子『風のアンダースタディ』)

「青嵐<良い人>なんて脱ぎ捨てよ」(青森弘前高校・吉沢美香)
「熟れてゆく力に揺るる林檎かな」(京都洛南高・柳澤悠祐)
「フクシマよ埋めても埋めても葱匂う」(福島西高・野村モモ)

「『わたしは人間の終焉を信じない』と演説したウイリアム・フォークナーと、『わたしは世界をくまなく歩いたが、何の意味も感じなかった。世界に意味はない、ただ、世界は存在するだけだ』とインタビューに答えたクロード・シモンのあいだの、あきらかに追い求める小説はたがいに似ていながら、ふたりの世界へのまなざしのへだたりはいったいなんなのか」
(『悲しみと無のあいだ』青来有一)


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# by kcat46 | 2017-06-15 14:51 | 雑・etc | Comments(0)

シナリオ塾

地元図書館主催のシナリオワークショップ終了後、創作意欲ある有志が居残り的に始まった月イチのシナリオ塾。
伊勢原駅前のファミレスを教室に、夕方5時生ビールなどチビチビやりながら各自持参したシナリオ、形にならないアイデアに意見をいい、添削講評し、アドヴァイスする。
飲み食い代金は自己責任、シナリオをネタに晩酌の相手してもらってるだけかも?

先日の三回目は東海大で文芸創作を教えているM先生が、『ルパン三世』の大ファンで自分でもシナリオを書いているというゼミの教え子を連れて飛び入り参加。
卒業後アニメの制作会社に就職が内定しているというY君に問われるまま、業界のことや、ルパン三世制作の裏話等想い出しつつ話す。

以前少年野球の教え子もシナリオ作家を目指したいと訪ねてきたことがあったが、どんな映画が好きかと聞いても出てくるのはアニメばかりだったのを想い出す。
シナリオ作家を志すなら最低の基礎教養として見ておくべき映画のタイトルを上げておいたが、その後どうしているだろうか・・・。

酔いが回るにつれついついM先生専門の三島由紀夫の話題から、
雑誌『映画芸術』での三島由紀夫対談について、戦後民主主義と天皇制、三島と太宰、大江健三郎、吉本隆明、文学の有効性、そして東大全共闘と三島から、早稲田バリケード封鎖内での山下洋輔ジャズライブ・・・。
M先生相手に話しはあっちに跳んだりこっちに転んだり、ふと気がつけばいつもは缶酎ハイ二杯で上りとなるところ余分にもう二杯(?)



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# by kcat46 | 2017-06-08 14:38 | 近所をブラブラ | Comments(0)

ユングフラウ

JIMのプールで一泳ぎ後、いつものように屋外の露天風呂でまったり。
顔なじみの女性達と水泳の話から山の話題になり、その一人の口からひょっこり飛び出した「ユングフラウヨッフォ
ずいぶん長い間忘れていた地名だ。

スイスアルプス、アイガー北壁、加藤滝男、そして高校生だった頃起こした谷川岳の遭難事故・・・。
眠っていた記憶の欠片が思いがけずポロポロとと転がり出る。

スイス在住時代毎年スキーに行ったという彼女から、登山電車やアイガ北壁に空いた穴の駅など話聞くうち、もしかして・・・。
もうとっくにあきらめていたはずの夢の一つが甦る。
まだ歩けるうち、眼が見えるうち、ユングフラウの登山電車に乗り、アイガー北壁を仰ぎ見ることは可能だろうか?

そして、谷川岳の岩壁から滑落して首の骨を骨折した自分を背負い、月明かりの岩尾根を下ってくれた加藤さんは、いまだアイガーの麓で山岳ガイドとして健在だろうか?
とっくに死んでいてもおかしくない自分が、70を過ぎていまだ健在でいる不思議。
久しぶりに人の一生と運命について思いをはせながら酒を飲む。



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# by kcat46 | 2017-06-01 20:23 | 思い出たどれば | Comments(0)

またたび旅の大和②

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<二日目・壷坂寺~高取城址

ホテル発8時半=橿原神宮=壺阪山駅=バス・壷坂寺前
壺阪山に抱かれるように建つ広い境内、眼の神様として有名な観音様に持病の加齢黄斑変性の回復を祈願。
境内に浄瑠璃「壷坂霊験記」お里沢市の像。
浪曲「妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ~・・・」の名調子が自然甦るが、メンバー五人中知っていたのは二人だけ。
子供の頃ラジオの浪曲番組(『浪曲天狗道場』)を耳にしていた時代の名残。

畝傍山から飛鳥方面を眼下に裏手の道路を行き壷坂峠から山道へ。
登り急になり一汗かいて五百羅漢遊歩道、岩に刻まれた無数の石仏を見ながら見られさらに汗絞る。
八幡宮を過ぎていったん車道に出ると高取城跡への入り口となる。
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山道の脇に苔むした石垣現われ、壷坂口門跡で城下町方面からの道と合流、大手門から本丸へ。
南北朝時代に築城されたという日本三大山城の一つ、今は石垣を残すだけだがよくぞこんな山中にと思わせる広大な規模。
本丸跡(584M)の木陰で吉野、大峰の山々を眺めながら昼食とする。

高取城は石垣しか残ってないのが、かえって蒼古としていい。その石垣も数が多く、種類も多いのである。登るに従って、横合いから石垣があらわれ、さらに登れば正面に大石塁があらわれるといったぐあいで、まことに重畳としている。それが自然林と化した森の中に苔むしつつ遺っているさまは、大げさにいえば最初にアンコール・ワットに入った人の気持ちが少しわかるような一種のそら恐ろしさを感じた>(司馬遼太郎『街道をゆく・大和壷坂みち』)

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下りは千早門跡から野鳥の鳴き声に双眼鏡キョロキョロ、ガイドが欲しい。
謎の猿石の分岐過ぎ、宗泉寺辺りから耳慣れた蛙の合唱始まる。
トイレのある砂防公園を過ぎると少しづつ人家増えてくる。
壷坂寺方向からの道路と合流すると城下町の風情、薬屋の看板が目立ち始める(漢方の町)
壺阪山駅入り口の分岐点から駅と反対の飛鳥方面へ向かう。

観光客の姿目立ち始め「キトラ古墳」(14時半頃)15時からの壁画・青龍見学申し込む(無料!)
歴史見学ついでに近くの高松塚古墳公園まで歩き、壁画館(250円)渡来人文化味わい大人の修学旅行終わり。
下校時間の高校生たちに混じり電車に揺られ新大宮駅へ。
ホテルに戻るのももどかしく前夜の隣の居酒屋で今日の反省と悠久の時を想いつついつもの宴。
酒回りカス饂飩を食べたことがないというメンバーに付き合い久しぶりのカスザルで仕上げ。
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酒:生ビール、奈良地酒試飲セット、風の森(奈良)、芋焼酎

<三日目・春日山原始林

9時ホテル発=近鉄奈良=市内循環バス=破石下車
春日神社の南外側志賀直哉旧邸を過ぎて柳生街道の分岐から春日山遊歩道へ。
よく整備された砂利道だが、周囲は鬱蒼とした原生林が続く。
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春日山は春日大社の神山として1000年以上も伐採が禁じられていたため、カシ、シイ類を主体とした常緑広葉樹林の原始林となっています。昼なお暗い山内には、モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい動物が生息しています。昭和30年に特別天然記念物に指定され、また平成10年(1998)世界遺産に登録されました。>

すぐ傍の奈良公園の喧騒が嘘のような静寂の中、野鳥の声にその姿を双眼鏡で探し、樹々の緑に包まれて歩く。
首塚(トイレ有)から尾根道となり奥山ドライブウエイのゆるい下り、途中から鶯の滝に寄り道。
元の遊歩道に戻り、山一番の山桜の古木など眺めしばし春日神社裏手への分岐点。

観光客の姿急に増え若草山駐車場に出る。
有名な若草山の頂上へは、こんもりとした芝の上に甘納豆をぶちまいたような鹿の糞を避けながら。
遠足の小学生が弁当を広げる頂上からは、奈良の街の向こうに初日に登った二上山から葛城山の眺望広がる。
下りは春日神社へのだらだらとした遊歩道、ガイジンハイカーの姿などチラホラ、賑やかな声聞こえ始め奈良公園。
バスで近鉄奈良駅、京都への特急乗車券を買、お土産を買うという女性達と別れ駅構内の立ち飲みコーナー。
ランチビール替わりのつもりが、蔵元豊祝経営と聞けばまたまた試飲酒で旅の仕上げとする。

酒:生ビール、試飲セット(奈良・豊祝)
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# by kcat46 | 2017-05-23 14:59 | 遠くへふらふら | Comments(1)

またたび旅の大和①

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小田原新幹線改札7:45集合メンバー山歩きの仲間たち5名(男3、女2)
小田原発新幹線8:08=京都着10:11昼食等買物後近鉄京都線乗換
10:50発近鉄特急=橿原神宮=(近鉄南大阪線)二 上神社口着12:17
駅前の道路から仰ぎ見る二上山に向かい歩き出す。

二上神社裏手から山道となり初夏を思わせる暑さに汗絞る急登続く。
尾根に出て二上山駅からのルートと合流、さらに登り詰めたところが大津皇子墓のある雄岳頂上(518M)
奈良盆地を挟んで東の三輪山に対し、日没する西の二上山が悲劇の山と例えられるのは大津皇子の事件故。
(天武天皇第三皇子、679年父崩御後皇位継承争いから謀反の罪を帰せられ24歳で死罪)

あしひきの 山のしづくに妹待つと 吾立ちぬれぬ 山のしづくに>(『万葉集』大津皇子の歌)

山頂から雌岳方向に少し下った鞍部が馬の背の分岐点。
気持ちのいい広場となっていてベンチで昼食休憩とする(トイレ有)
食後雌岳(474M)に一登り展望台からは奈良盆地、大和三山、吉野、熊野眺め佳し。

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岩屋への下りで道迷い、少し戻って岩屋峠から沢筋の道を下れば、季節柄か蛙の鳴き声が道連れとなる。
祐泉寺で馬の背からの道に合流、釣り人のいる大池を過ぎ牡丹の寺で有名な「當麻寺」着(15時半頃)
当日は年に一度の當麻のおねり(たいまのおねり)の行事中で大変な人出。
生まれ育った世田谷奥沢「九品仏」のお面被りを想い出すが、しっかり汗かいた喉はひたすらご褒美の冷たいあわあわあわ。
見学していくというメンバーと別れ、参道に並ぶ屋台の人混み掻き分け一足先に宿へ向かう。

当麻寺駅=(近鉄南大阪線奈良線)=橿原神宮乗換=大和西大寺=新大宮駅
スーパーホテル奈良・新大宮」(朝食付き6500円×2)
前回2月に泊まって以来、奈良の足場としてお気に入りとなった宿にチェックイン。
とりあえずの缶ビールで一息つき、メンバーの到着を待って近場の居酒屋へ繰り出す。
刺し盛りや奈良漬チーズなど肴に生ビールから地酒、明日の予定などあれこれ盛り上がり夜はやっぱり仲間のいる旅の愉しさ。

酒:缶ビール、生ビール、三諸杉ロマン(奈良)、芋焼酎・ロック、ハイボール



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# by kcat46 | 2017-05-20 11:12 | 遠くへふらふら | Comments(0)

自然観察会

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伊勢原市の自然観察会初参加。
9時比々多神社集合、主催リーダーとグリーンインストラクターを含め20数名、中高年中心女性多。
当日コース説明とだいたいの予定等ガイダンス後、団体ツアー風にダラダラ歩き出す。
神社横の雉が時々姿見せるという畑は空振り、関東ふれあいの道から塔ノ山コース。

初夏を思わせる晴天の空を飛び交う燕多し。
住宅地を抜け山の緑が迫るにつれ野鳥の声が聞こえてくる。
リーダーが立ち止まり、肩ヵら下げた双眼鏡を覗くのを真似て双眼鏡で探すが緑の木々ばかり。
「キビタキですね」三脚付の単眼鏡をセット「どうぞ」と促され順番に覗くとくっきりとキビタキの姿。

少し歩いては立ち止まり、野鳥を捜し、話を聞き・・・。
遅々とした歩みに団体行動苦手な自分として少々先を急ぎたくなるがいつもの山歩きと違う自然観察会、ペースを合わせてのんびり歩きを楽しむ。
途中、パークセンターでトイレ休憩。予定ではここから緑地公園の中を散策するはずが、「猪が出て危険」という事で立ち入り禁止とか。
「猪は公園の中だけ出るわけじゃないだろう」と文句も出るが「営林署の許可が・・」同行の園長さんに謝られては諦めるしかない。
十数年前、神奈川県の県立里山公園ワークショップに半年ほど参加したことがあった。
どんな公園にするか市民の一人として意見を言うものだったが、お役所仕事というのが本当にあるのだと人生で初めて知った。

園内の森から聞こえくる野鳥の声を背に、再び歩きだし里山の道。
山際に咲くオオデマリの鮮やかな白、大山コマの材料になるというミズキの花。
カスマグサ
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさなので「カ」と「ス」の間をとって「カスマグサ」
インストラクターの女性がわざわざ三種類を採って見せてくれる。
今まで、いかに足元を見ずに歩いていたか思い知るばかり。

竹林からさらに山奥の道、リーダーが突然立ち止まりじっと耳をすます。
当然マネしてみるが何も聞こえない。
「ヤブサメです」言われてさらに耳をすますと藪の方から虫の鳴くような声。
スズメ目ウグイス科の10センチほどの鳥だとか。

聖峰の麓、コスモス畑でホオジロとシメを自分の双眼鏡で捕らえられた頃昼食時間となる。
蜜柑畑の木陰でコンビニで買ってきたお握りなド食べ一休み(当然缶ビール無)
食後は初日の出で何度も通った聖峰の登山道から終末処理場を迂回、オオタカの姿を探し
「あれはノスリですね」クロツグミ、イカルを観察、ツツドリ、アオゲラの声を聴き、オオルリは見逃し。
14時過ぎ、元の比々多神社到着、締めのミーティングで探鳥リストを確認して解散となる。
(当日観察した鳥23種類)








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# by kcat46 | 2017-05-13 10:14 | 山を歩けば | Comments(0)

東京交響楽団演奏会・17

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毎年恒例となった新百合芸術祭フィナーレ公演<昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワ>
「ロシア音楽への旅」のタイトルで1部が「ピアノ協奏曲第1番ホ短調」(チャイコフスキー)、2部は「組曲・展覧会の絵」(ムソルグスキー)指揮・大友直人、ピアノ・小川典子

お馴染みの力強いピアノのメロディーからオーケストラの世界へイン。
溢れだす音の洪水にどっぷり浸り遥かロシアの大地を想う。ピアノという楽器の凄さ。
オーケストラの圧倒的音量に対峙する協奏曲というスタイルが好きだが、何処か孤立無援の悲壮感漂うヴァイオリン協奏曲に比べピアノの堂々たる余裕。

中休みのビール(500円)で喉湿し第2部は苦手の「展覧会の絵」
中学校の音楽の時間にレコード鑑賞以来、必ず途中で睡魔に囚われ最後までちゃんと聞いたことがない。、
いつも覚えているの出だしのトランペットの高鳴るテーマだけ。

さて、例によってロシアの重々しさも過酷な風土も少しも想像させない軽やかなテーマから、映画の劇伴のようなおどろおどろ、ペラペラなコミカル、通俗的優雅、こけおどし的宗教臭・・・。
「展覧会の絵」をモチーフとした故の詰め込み過ぎ的拡散が、退屈さを誘う原因だろうと思い至る。

しかし睡魔と戦いながら我慢して聞いていると、やがて繰り返し現れるテーマメロディがその度に違う意匠で奏でられ、それが確かな組曲となっていることに気づく。
そして最後まで寝なかったご褒美のような圧倒的クライマックス!
嗚呼、人生70歳過ぎにしてやっとムソルグスキーの描いた「展覧会の絵」を眼にしたような気がしたのだ。







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# by kcat46 | 2017-05-09 14:52 | 観読聴 | Comments(0)

雪村展

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初夏を思わせる晴天、昼過ぎ外出小田急線から地下鉄乗り継ぎ根津駅下車。
動物園の裏手から上野公園に向かいGWの大混雑を抜け「東京芸大美術館」
ヘレン・シャッフルベック以来約二年ぶり「特別展 雪村-奇想の誕生-」(1600円)

以前は全く興味の外だった日本画に最近心動くようになったのは、わがほっつき歩きの道すがら神社仏閣が多くなったことと関係あるだろう。
昨年大フィーバーであきらめた若冲のこともあり少々心配していたが「ゆきむらではなくせっそんです」並ばされることなく無事入館。
いきなり『呂洞賓図』(りょどうひんず)から雪村の奇想の世界に迷い込む。

代表作の布袋様等独特のユーモアは、放浪の中で生きて来たその人生と重なり何か温かい芯を感じさせる。
対称的に拡大鏡でしか見えないような「山水図」の精緻な技法、拡大図が掲示されているのは有り難し。(双眼鏡必携)
いいものを見た後の心地よい疲れと喉の渇きを感じつつ地下鉄で新宿へ。

待ち合わせたMと会い、とりあえず西口「思い出横丁」に向かえばお祭り騒ぎの人人々。
いつもの「きくや」はもちろんあの「岐阜や」まで満席で酒場求めて旧パレス座付近に空いていた初見の居酒屋。
とりあえずのビールで乾杯、TOKYOの人口の多さなど肴にGWの一日が暮れる。



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# by kcat46 | 2017-05-06 08:59 | 観読聴 | Comments(0)

言の葉17


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「なつかしき雫(しずく)となりてかへりませ まことのふるさと言の葉の海」大岡信霊前にささげし歌・大岡亜紀(詩人・画家大岡信長女)

「フクシマよ埋めても埋めても葱匂う」(福島西高・野村モモ)

「文学というものの本質は記憶。その記憶をどれだけきちんと残しておくかが大事なことだ」(梁石日ヤンソギル)

「笑いなんて常に今しかないんだ。昔と比べて今の芸人は、どんどんうまく面白くなってる。野球でいえば、長嶋、王よりイチローの方が絶対にうまくなってる」(高田文夫)

「かつては、選ぶべき道が目の前にいくつもあると思ってた。今ではそのほとんどが背後にある」(『生か死か』マイケル・ロボサム ハヤカワミステリー)
「自分が持っていたものはすべてやがて失うものだった。息子、家、自由に動くこと。頭と心」(『もう過去はいらない』ダニエル・フリードマン 創元推理文庫)



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# by kcat46 | 2017-04-29 19:18 | 雑・etc | Comments(0)