元日娘家族と千葉から婿さんの母堂を迎え昼の宴。
帰宅後続き酒を始めた途端能登半島地震のニュース。
冬になると北国の豪雪のニュースを見ながら関東に生まれ育った幸運を想うが、地震までとは!
同情の念感じながら「故郷ガチャ」という言葉が浮かぶ。
元日の子守歌ウイーン・フィルの「ニューイヤーコンサート」も地震関連ニュースで休止となる。
明けて翌2日、同居人は毎年恒例の妹の住む軽井沢へ
お留守番の炬燵ネコと共に昼から正月酒ちびちび、溜まっていたテレビ録画やDVDと読みかけの本等などひねもす。
<ドキュメント72時間(NHK)>
1位「冬の北海道、村のコンビニで」 2位「全国うどん自販機の旅 群馬偏」 3位「大阪昭和から続くアパートで」
4位「北海道・礼文島最果てのユースホステル」 5位「大病院の屋上庭園で」 6位「福岡高速バスターミナル年の瀬」
7位「さらば、のんべ横丁」 8位「岡山24時間営業のドライブイン」 9位「フジロック 待ち望んだ夏の日に」
10位「島根・黄泉比良坂あの世との境界で」
1位北国の厳しい冬の暮らしとリアルな生活感、安定した題材で文句もなく。
2位、5位、6位、8位辺り定番の人生模様、出会いと別れ。
4位死語となったはずの「民青的」世界が北海道の孤島でいまだ生き延びていた驚き。
圧倒的に面白かった3位、棺桶に片足突っ込んだ酔っ払い達の饗宴。
どんな風に生きようと(死を迎えようと)それぞれの生き様。
9位のフジロックを含め全体を流れているのは昭和という時代へのオマージュ。
今や先の見えない国となった日本、「昔はよかった」という空気が支配しているのだろうか?
「M1グランプリ2023」
優勝「令和ロマン」2位ヤーレンズ 3位「さや香」
2位の「ヤーレンズ」細かいギャグの量では一番か?
3位ネタの「見せ算」でコケた「さや香」少々頭ひねりながらもそのとんがった姿勢に共感、今後に期待。
贔屓の「真空ジェシカ」のボケ、また来年に期待。
<今の若い人たちからしたら、漫才は映像系、動画系のカテゴリーなんですよ。僕らは漫才といえば寄席とか演芸ですが、今の時代は漫才が「面白い動画のひとつ」になってしまっている
コント師が漫才をやることは基本いいことやと思います。ただ難しいのが、広げれば広げるだけ伝統が薄くなってしまうことです。>(NON STYLE・石田明)
昨年優勝の「ウエストランド」毒舌漫才ツービートの雑な焼き直し、一昨年「錦鯉」時間を逆回ししたような古臭い「あほバカハゲ漫才」
それに比べて今年の「令和ロマン」のレベルの高さ。8500組の頂点になる実力に納得。
ネタの面白さ、話術テク、細かいギャグの量、安定感全て文句なし。結成5年というから驚くしかない。
芥川賞作家の又吉直樹、向田邦子賞やギャラクシー賞等受賞で今や売れっ子脚本家のバカリズム(日本映画学校出身)
自分たちの時代は映画演劇や文学から創造の世界を夢見たが、今はお笑いがその役割なのかも知れない。
「映像の世紀バタフライエフェクト」ビートルズとロックの革命
<見た映画(DVD)>
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
作品賞以下七部門受賞アクション・エンターテインメント、これが!?
アカデミー賞の審査委員はどうしちゃったの?と言いたくなる。
映画青年が映像テクニックを好き放題使って出来上がった珍品でしかないと思うが。
「婚約者の友人」監督。脚本:フロンソワ・オゾン
第1次世界大戦後のドイツを舞台に、戦死した青年の友人を名乗る男性と、残された婚約者や遺族の交流を描く。
ミステリアスなタッチでよくできたメロドラマ。佳作
<読んだ本>
「アオアサギの娘」ヴァージニア・ハートマン(ハヤカワミステリー)
スミソニアン自然史博物館勤務の女性鳥類画家ロニ・メイ。
認知症を患う母の介護に故郷フロリダに帰郷、沼で溺死した父の謎を探り始める。
主人公のユニークな設定がもう一つ生きていない。
「芭蕉の誘惑」嵐山光三郎(JTB)
奥の細道を歩く旅は、結局日本海へ出たところで中断したままだが。
5日初JIM:自転車(電動)往復30分
筋トレ20分、ジョグマシン3K(30分)、プール500M
6日初競馬、今年も「金杯でカンパイ」ならず。